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事故車に値段はつく?買取価格がつくケース
事故車や故障車は、廃車にするしかないと思っていませんか。
しかし、車の状態や車種によっては、中古車として買取価格がつく可能性があります。
この記事では、事故車に値段がつくケースや、買取を依頼する際のポイントについて解説します。
事故車でも買取価格がつく4つのケース
事故車や買取価格がつくのは、主に以下の4つのケースに当てはまる場合です。
軽微な損傷で修理費用が安い場合
骨格に損傷がない軽微な事故車は、修理後に再販できるため、値段がつく可能性が高くなります。
修理費用が市場価値より安く済む場合は、通常の買取市場でも引き取られやすくなります。
車の修復歴は査定士が確認するため、正直に申告することが大切です。
人気の車種や希少価値が高い車の場合
人気車種や生産終了した車は、事故車でもパーツの需要が高く、高値で買い取られる場合があります。
特に、海外で需要が高い日本車は、故障していても修理され、輸出されるケースが多く見られます。
走行不能な状態でも、部品取り目的で値段がつくことがあります。
高年式で走行距離が短い場合
事故による損傷が大きくても、初年度登録から日が浅く、走行距離が短い車は、車両の基本価値が高いと判断されます。
損傷を受けていない部品の状態が良いため、部品再利用の可能性を見込み、買取価格がつきやすくなります。
専門の買取業者に依頼する場合
事故車や廃車を専門に取り扱う業者は、独自の再販ルートや部品供給のネットワークを持っています。
一般の買取業者で値段がつかない車でも、専門業者であれば部品や鉄資源の価値を見積もり、買取価格をつけてくれる可能性が高くなる、というわけです。
事故車の査定で必要な準備
事故車や故障車の査定をスムーズに行い、適正な価格で買い取ってもらうためには、事前にいくつかの準備をしておくことが重要です。
事故の状況を正確に伝える
査定時には、損傷状況や修理歴を可能な限り正確に伝えましょう。
情報を隠したりごまかしたりすると、後のトラブルにつながる場合があります。
一方、正確な情報を提供することで、業者は適正な査定を行いやすくなります。
必要書類を揃えておく
売却時には、車検証・自賠責保険証明書・リサイクル券・印鑑登録証明書などの書類が必要です。
これらの書類を事前にまとめておくと、手続きが円滑に進みます。
可能な範囲で車内を清掃しておく
車内のゴミや荷物を片付け、清掃しておくことで、査定士に良い印象を与え、価格交渉を有利に進められることがあります。
まとめ
事故車や故障車でも、車の状態や需要によっては買取価格がつくケースが多くあります。
軽微な損傷、人気の車種、高年式である場合はより買取の可能性が高まります。
一般的な中古車店で値段がつかない場合でも、事故車や廃車を専門とする買取業者に相談することを検討してみてください。
愛車の価値を最大限に引き出すためにも、複数の業者から査定を受け、適切な売却先を見つけることが大切です。
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