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エンジンがかからず動かない車も売れる?不動車引き取りのポイントと高く売るコツ
突然エンジンがかからなくなったり、長期間放置して動かなくなった車を前に、「もう廃車にするしかない」と感じる方も多いでしょう。
しかし実際には、バッテリー上がりやエンジン故障などで動かない不動車でも、買取業者によっては値段がつくケースがあります。
この記事では、不動車が引き取られる理由と、高く売るためのコツを紹介します。
エンジンがかからない車でも買取できる理由
動かない車でも買取対象になるのは、再販や部品利用の可能性があるからです。
内部部品や外装パーツに価値が残っているケースは多く、専門業者はそこに注目しています。
原因が軽度な場合は再始動も可能
バッテリー上がりやプラグの劣化など、比較的軽微な不具合であれば修理後の再販が見込めるでしょう。
修理費用が車の価値を上回らない範囲であれば、一般の中古車店でも買取の対象となるケースがあります。
状態によっては、思った以上の査定額が提示されることもあります。
故障が重度でも部品や素材に価値がある
エンジン故障や車検切れで動かせない車でも、再利用可能なパーツが残っていれば査定の対象となります。
人気車種や海外需要の高いモデルは、部品単位で取引されることも多く、走行不能でも買い取りが行われるケースが少なくありません。
さらに、車体の鉄やアルミなどの資源価値も見込めるため、廃車専門業者では重量ベースで価格を算出することもあります。
不動車を高く売るための3つのコツ
動かない車でも、ちょっとした工夫や準備で査定額が変わることがあります。
車の状態を正確に伝える
エンジンがかからなくなった原因や故障箇所、修理歴などを正確に伝えることが大切です。
情報が明確であれば、業者は引き取りコストを見積もりやすく、無駄な減額を避けられます。
専門業者への依頼を検討する
一般の中古車店では値段がつかない不動車でも、廃車・事故車専門の業者であれば再販ルートを持っています。
部品取りや輸出向けなど、独自の市場を活かして引き取り対象が広く、無料レッカーにも対応している場合があります。
複数業者に見積もりを依頼する
業者によって査定基準や販路が異なるため、最低でも2~3社に見積もりを取るのがおすすめです。
同じ車でも買取額に数万円の差が出ることもあります。
まとめ
エンジンがかからず動かない不動車でも、部品需要や資源価値があるため、買取価格がつくケースは多くあります。
軽度な故障はもちろん、重度のトラブルでも専門業者なら引き取り可能です。
状態を正確に伝え、複数業者に査定を依頼すれば、思った以上の価格で売れることもありますので「もう動かない」と諦める前に、まずは専門業者へ相談してみましょう。
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